
8月28日、府内最古、おうちのなかにある杉江能楽堂 限定公開&まち歩き と題して
2回目の日替わりガイドウォークを開催しました。
この日も残暑が猛烈に厳しく、ご参加の皆さまの体力が心配されました。
訪れた杉江能楽堂では谷口堂主様よりご案内をいただいたり、
様々な疑問や楽しい問答の時間を過ごすことが出来ました。
やはり玄関から一歩中へ進みますと、緊張感のある空気が漂っており、
長年の歴史を感じることが出来ます。
能舞台に上がりますと岡部長職公が書かれた「国華」の文字の華麗さを
間近で鑑賞したり、床の感触を実際に感じたりしました。
このあと、市内各所を巡り、暑さのあまり、氷くるみを楽しみました。
暑さの中のウォークでしたが、たくさんの参加者の皆さまと
楽しい時間を共に過ごすことができた有意義な1日となりました。

まだまだ残暑が厳しいですが、
夕日が沈むと幾分暑さも楽になったように思えます。
岸和田での8月23日、24日は蛸地蔵天性寺の地蔵盆です。
天性寺さんは浄土宗のお寺ですが、蛸と共に岸和田を守った延命地蔵尊が有名となり、
通称は蛸地蔵さんと呼ばれいます。
この二日間はお地蔵さんの尊顔の公開があり、
善男善女のお参りがひきもきらず、続いています。
また、7時半頃からは本堂内での盆踊りも行われています。
軽快な河内音頭にあわせて浴衣姿の踊り子の輪が動くさまは、
幻想的で夢を見ているような感覚を覚えます。
明日も大数珠繰りなどの行事やお菓子の接待などがありますので、
是非ともお出掛けください。
ご住職さんが優しい笑顔でお迎え下さるのが何よりの安らぎと感じております。

この日は夏休み中なので、JCメンバーや御家族が岸和田だんじり会館に来られました。
旧五軒屋町地車の大屋根のカラクリ万力装置稼働に挑戦しました。
子供達にも手伝ってもらい、大屋根を止めているカンヌキを抜いてもらいました。
JCメンバーには後部のロープ操作を担当していただき、体力を見せてもらいました!
親子が協力して大屋根が上がり下がりした時は歓声が湧きました。
このあと、街中へ出掛け、明日から地蔵盆が始まる天性寺や中町石垣筋など
岸和田の魅力ある場所を案内しました。
子供達が地車の大屋根を動かした経験が夏休みの思い出になり、
いつまでも覚えておいてもらえたらと思っております。

来月の中頃にNHKで岸和田が紹介される番組予定があります。
この番組取材のための準備に協力をしております。
もちろん地車が紹介されますが、岸和田らしさの紹介も合わせての放送があれば
良いと考えております。
間もなく地蔵盆が天性寺さんであり、
国内最大級の地蔵堂や蛸地蔵伝説など全国的に珍しいものがあります。
蛸地蔵さんは岸和田を救ってくれた蛸を食べないで、
病気回復をお地蔵さんにお願いする信仰です。
昔から美味しいものの代表として「いも、たこ、なんきん」と言われていますが、
蛸断ちをお地蔵さんと約束します。
反対に泉州では、弥生時代の池上曽根遺跡からは蛸壺が出土しており、
弥生時代から蛸は食べられていたことが判明しております。
蛸を美味しく食べるのも、蛸断ち信仰を守るのも泉州地域で長く続いてきた伝統だと
改めて蛸を見直す気持ちになりました。

お盆も過ぎ、岸和田市内はいよいよ九月祭礼の足音が近づいてきました。
市内各地の地車小屋では祭礼へ向けての準備が始まっています。
特に今年は下野町の新調地車入魂式が8月末に予定され、
正装で新しい地車を迎える準備をする町もあり、
気分的には秒読み体勢に入った空気が街中に漂っています。
この日は伊勢から岸和田市内団体からの招待で
皇学館大学学長さんが岸和田市へ来られましたので、
祭礼準備中の街の様子を案内しました。
やはり伊勢でも岸和田のだんじり祭は名前が通っており、
祭礼日ではないので地車は動いてはいませんが、
その存在感に驚きの表情を見せておられました。
毎年、多くのお客様を案内するたびに、
岸和田には地車祭という全国に名前が知られている祭礼がある
有難さを感じております。

岸ぶらがー:岸和田ボランティアガイド「N」












