たまたま
34号を手にしたのが、
from M を知ったきっかけです。
岸和田市郷土文化室<自然資料館&郷土資料館>発行の
from M は、学校教職員のみなさんに1部ずつ配られていますが、
自然資料館のホームページ
クリック にて
閲覧することが出来ます。
泉州のメダカ (花崎勝司さん)より
=============================================================================10年ほど前、「日本からメダカがいなくなる?」などの見出しで
マスコミに報道され、メダカの現状が知れ渡るようになりました。
そして、その現状を打開すべく、様々な保全活動が行われた中で、
問題視されたのが「善意?」の放流とも言える行為です。
「メダカがいないならば、放流しよう」という発想のもとに、
素性の知れないメダカを野方図に放流するものです。
日本各地のメダカ個体群は、それぞれの特有な環境のもとで、
遺伝子的特性が異なり、それは極めて長い歴史的時間の中で
形成されたもの。しかしながら、彼等は集団間や型間では繁殖が可能です。
と言うことは、その水域で独自の遺伝子を持ち続けていた個体群の遺伝子が、
「素性不明」の放流固体との繁殖活動によって、錯乱される可能性が高くなる
というわけです。
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何事も簡単に解決できるものではなく、
よ~く考えなければならないということでしょうか。
耳が痛い、身に沁みるお話でありました。
岸和田城下町のくらし-発掘調査にみる暮らしの中の器たちー
(山岡邦章さん)より
=============================================================================今、岸和田城の中には、たくさんの陶磁器が展示されています。
と、書くとまるで岸和田城に代々伝わる陶磁器の名品を展示しているように
見えますが、そうではありません。
展示しているものは発掘調査で出土した、ほとんどが割れて、
カケラになった陶磁器です。
なんだ、ガラクタかと、がっかりされそうですが、よく考えてみてください。
たとえばお城にとても高価な陶磁器があるとします。
もちろん価値のあるもので、大切にしなければいけない文化財でしょう。
でも、これらの高価な陶磁器は、ある高い階級の人の歴史的遺産であって、
その街の歴史をすべて映し出している訳ではないのです。
当たり前ですが、歴史というものは、お殿様の歴史だけではなくて、
それを支えた庶民の歴史があってはじめて成り立つものです。
その視点からみれば今、岸和田城で展示されている割れた壷や皿、
すり鉢などの「ガラクタ」は、わたしたち庶民の暮らしぶりを雄弁に物語る
最良の資料になるのです。
いくつかの例を紹介しましょう。
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じつは岸和田城を訪れた際に、展示をささっと見たのですが、
思ったのが、
「なんだガラクタやん。がっかり。」だったので、
そりゃもう、びっくり!!
どう見ても、ガラクタにしか見えなかったものが、
山岡さんの書かれた文章を読んだ後では、
豊かでおもしろいかつての岸和田庶民の暮らしぶりを
伝えてくれるものとして、たいへん貴重であることがわかります。

自分ではまったくイメージできなかったのに、
なるほど、そうなんだ!!とわくわくしてきました。
=============================================================================みなさんも一級品のガラクタを見て、私たちのご先祖の暮らしぶりに
思いをめぐらせてみませんか...。=============================================================================
確か展示物の横に、説明文のひとつもなかったように記憶しています。
(残念なことです。
展示物の紹介文を置いてもらえるとうれしいのですが...。)
ぜひお出掛けの前に
from M 34号の記事をお読み下さい!!と
オススメしたいところではありますが、
残念ながらホームページには現在
31号までしかアップされていないため、
自然資料館にて手にとって見て頂くしかありませんか...。

今度ゆっくり再訪してみたいと思っています。
岸和田城下町のくらし-発掘調査にみる暮らしの中の器たちー
会期:開催中~2009年3月1日(日)
開館:午前10時~午後5時(入場は4時まで)
場所:岸和田城天守閣2階展示室
休場日:月曜日
入場料:大人300円、中学生以下無料