因縁の氷くるみ
遡ってみると、3年前のエントリで書いてたんですが、泉大津でも穴場といわれている板原の氷くるみ(正式には氷くるみ餅なんですが、地元では誰もそんな呼び方はしません、まどろっこしいから。呼ぶのは単に「氷くるみ」!)の店に行こうとして、幾度も足を運んだけれども結局食べずじまいに終わったというはなし。
あれから3年。忘れてなんかいません。忘れるどころか、毎年毎年夏になると、あああ行かねばと想いが募る。
ところが、なぜか行けない。行こうとしたときに限って用事があったり忙しかったり。ま、こうなると余計に想いが募るんですわな。
で、今年も懲りもせずに再トライ。下の娘を連れて実家へ行ったときにちょうどぽっかりと時間が空いて。
ところがあいにくの雨模様。このお店、駐車場もなく(後から訊いたら前の月極にあったそうなんですが)、周りに路上駐車できそうなところも見当たらない。ようやく見つけたところも店からはほぼ200mといったところ。でも、傘がない。独りなら雨中を小走りで行くんですが、下の娘を連れてるんでそうもいかない。結局またあきらめて実家に戻ったら雨がやんだ・・・。
というわけで、ようやく辿り着いたこのお店、後から板原の知り合いに訊いた限りでは店の名は「柴垣」。
で、さっそく娘と二人でサクサクと。まあ、道のりは長かったけれども食べるのは5分とかからず。
こうなりゃ実家のオヤジとオカンにも買っていったろと思い、テイクアウトをダメ元でなんとか拝み倒そうと思ったら、あっけなくOK。「兄ちゃんとこは大津か? なら氷多めにしとくわ」といろいろと気遣いまでいただきました。
しかしまあ、なんですな。さあブログにアップしようと画像を見たら、上の店で食べたやつの画像も、舌の実家に持って帰ったやつの画像にもくるみ餡のところが写ってない。
むかし、インドに憧れてまして、いろいろ読んだ本の中で、たしか三島由紀夫が「インドには、人それぞれ行く時期が必ず自然に訪れる」というような意味合いのことを言ってたように思います。
インドへは行きたいと思っていても、インドからお呼びがかからない限り行くことはできない。人それぞれにインドに呼ばれる時期も決まってる。それを決定するのは人それぞれのカルマであるっていうような調子の話やったと思うんですが、それをこの氷くるみに当てはめて考えるのも、どだい乱暴な話なんですが、こんなに縁遠いのにはきっと何かがあるって思ってしまう。まあ、あほらしい話なんですがね。(「厨房男」2009.08.08 Saturday)








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