絶望のパスタ
土曜日はパスタにしようと決めてはいるんですが、なんだか最近は1週飛ばしたり、キワモノをしたりと、どうもリズムが狂ってる。
てなわけで、やっぱりそんなときは基本に還ろうということで、ペペロンチーノ。そう、アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノでアリマス。
で、このアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ、またの名を絶望のパスタというらしい。
人生のどん底にある人間、あるいはかつてどん底にあってどん底に馴染んだ人間が食べるべきパスタであるのか、貧困のどん底にあってもパスタを食べるのに、オリーブオイルとにんにくとペペロンチーノ、つまり唐辛子さえあれば何とかなるということか、それとも、家庭で作るアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノとは違うというプロの腕前を披露できずに料理人を絶望の淵に追いやるからとか、逆に腕前は要るが、あまりに低コストの材料だから高い金を取ることができないからとか、諸説はいろいろとあるそう。
それぞれの諸説は、まあ、どれを取っても一理あるよなぁとは思うんですが、結局はどれがホントかはよくわからん。
でも、まあ、食べれば判る?ということで、そのつくり方を。
まずはパスタ。いろいろと試しては見たんですが、だいたい1.3mm~1.4mmくらいのやつがええんではという結論に。で、それを湯がいていく。
一方でソースを。
フライパンにオリーブオイルを入れ、みじん切りにしたにんにくと種を抜いた唐辛子を加えて弱火にかける。
フライパンをそのまま置くとオイルが拡がってしまい、にんにくと唐辛子の火の通り具合にムラができたりするんですが、ウチの場合IHなもんでフライパンの下にワインのコルクを敷き、フライパンを傾けてオリーブオイルを片方に集め、そこへにんにくととうがらしを浮かべて火にかける。
唐辛子が焦げるとNGなもんで、頃合をみて引き上げ、にんにくがシュワシュワとなって少しきつね色に色付きはじめたと思ったら、そこへパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かく揺すってオイルを乳化させる。
でもって、そこへアルデンテに茹で上がったパスタを加え、少し味を調えて、最後にEXバージンオイルを廻しかけて完成。
この日のサラダはシーザーサラダもどき。クルトン焦がしてしまったし、パルメジャーノの分量が足りないので、あくまでも「もどき」ということで。
というわけで、実際につくって食べて絶望パスタの由来をどう思ったかはご想像にお任せするということで。
でもまあ、絶望するほどマズいってことではなくて、結構ウマカッタっていうのだけは付け加えておこうかなと。(「厨房男」2010.01.30 Saturday)








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