恐る恐るのすき焼き
きのうのように、二日酔いでブログをやっつけると、どうも寝覚めが悪い。
アップしたのをリコールしたいっていうのは無理な注文として、加筆修正したいってなキブンにもなるんですが、まあそこまでの根気もないし、せめてこれからは心を入れ替え、なるたけマシなエントリできのうの失地を回復したいってな思いに駆られる(まあ、思うだけですがね)。
というわけで、きょうのはすき焼き。
で、すき焼き。
別にそう珍しいわけでもないんですが、よくよく考えてみると長いことすき焼きっていうやつを食べてない。しかも、すき焼きをウチでつくって食べたっていうとホント記憶がない(おかしな話やけども、あらためて「厨房男 すき焼き」で検索をかけてみたら3年前にやってた)。そんな有様やからつくり方っていうのが今ひとつピンと来ない。
いや、すき焼きのつくり方自体は判ってはいるんやけれども、なんだか板についてないっていうか、どうもギクシャク。
ていうのも、すき焼きのつくり方っていうのはいろいろとバリエ-ションがあって、それぞれの家によってビミョーに異なる。で、僕は僕での実家のつくり方を引きずってるわけやし、とつれあいはつれあいで・・・。まあ、たぶんに大差はないんやろうけれども、もしかしたら割り下を使うんやったかなぁとか、タマゴをくぐらせないんかなぁとか、カルチャーショックが待ち受けてるかもしれんって。
結婚して10年以上経つのに、こんな感覚になるとは、恐るべしすき焼きっていう感じなんですが、恐る恐るこうやったよねぇってな感じで手順を確かめながらつくったら、つれあいのつくり方っていうのは割り下は使わないスタンダードなスタイル。それにタマゴもくぐらせる(アタリマエか)。ヨカッタ一緒で。
で、むしろ変わってるのはウチの実家かなっていう感じ。
ていうのは、ウチの場合、すき焼きにはじゃがいもが入ってる。それに白菜は入ってないし、葱は白葱でなくて青葱。青々とした青ネギをざっくり切って少しクターリとなったところをバクリというのもえも言えない。まあ、そのあたりはいろいろとすりあわせをしまして、結局じゃがいもは入れて貰った。青葱は白葱があったので結局言い出せず。
というわけで、鉄鍋を熱して牛脂をひき、モワンと煙が立つくらいまで熱したところで牛肉を焼く。
でもって、肉の上に砂糖をさららと撒く。このあたり、海原雄山が「ぬうう、このくどくて鈍重な味はどうだ!」と罵倒しそうな雰囲気ですな。たしか「魚味礼讃」を著した紀文寿司の4代目、関谷文吉さんも甘味は味覚を錯乱させるって書いてたっけ。
まあ、でも砂糖を入れないわけにもいかないので、そんなのはアタマの隅に追いやって、さらにその上から酒、醤油を垂らす。
で、頃合をみて野菜や豆腐なんかを入れて水分を出させる。糸こんの近くに肉を置くと肉が硬くなるっていうんですが、どうなんでしょ。
でもって、すき焼きにあわせてワインを。クロ・デュ・ジョゲロン・オー・メドック2002。
このワイン、実は正月に、ネットでいつも覗いてる複数のショップから買ったワインの福袋に入ってた1本。
だから、こっちもどうかなぁと恐る恐る。でも、こっちも杞憂やったみたいで、なかなかにカベルネらしい力強さがすき焼きに拮抗。
というわけで久々におっかなびっくりって感じのすき焼きも、ヨカッタヨカッタ。
あっ、そういえば翌日のうどんを忘れてた。(「厨房男」2010.02.24 Wednesday)








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