帰ってきたくるみ餅
くるみ餅。
以前にも書いたんですが、泉大津中央商店街の火事で、あのくるみ餅をつくり続けてきたぽんぽんやが焼け落ちてしまったんで、それに代わるくるみ餅を追い求めていろいろと味見をしてたワケなんですが、「ゆっくり探すのもまた一興かな」って言ってるうちに当のぽんぽんやが再興を果たしたという話。
で、さっそくうちのおかんがたまたま初盆のお参りに来てくれた親戚に無理を言い、買ってきたのがコレ。
それをまた横から掠め取って持って帰る息子も息子なんですが、まごうことなきくるみ餅。
そうそう、これこれ、この味この味。
ただ、以前より餡がこころもちなめらかな感じ。
そういえば以前、ぽんぽんやの当代(二代目。厨房男の先輩で、通称ポンさん)に、「ちょっと最近餡が粗くない?」って訊いたら、「ああ、また今度"刃"を研いどくわ」って言ってたのを思い出した。"刃"っていうのはきっと、大豆からくるみ餡を作る際に使用する器具の刃なんでしょう。だから再興にあたって"刃"を研ぎ直したんかも知れませんね。
というわけでくるみ餅。おかんばっかり行かすのもなんやしぃということで、今度は自分で。で、こんどは白玉のくるみ餅を。
これって、ホンマはかき氷をかけて白蜜をかけて、氷くるみにしたらええんですが、まだ、これだけのために氷かき機を買うのがいいのかどうか逡巡があって結論が出ていない。きっとまた来夏まで結論を持ち越すことになるんでしょう、きっと
そんなわけでこの日は冷たいほうじ茶と。
そうそう、こちらもやっぱり、この味この味。
とまあ、そんなわけで、あのくるみ餅が帰ってきた。
白玉を買ったときはちょうどポンさんが店におったので少し立ち話をし、また他で伝え聞くところもあって、いろいろあるっていうのは判ってるんですが、そこはまあ、こっちはまあ、単なる消費者ですからなかなかそれについてどうこう言えることもない。それについて考えると、あの甘いくるみ餡も少し苦く思えてくるもんね。
とにかくまあ、あのくるみ餅が帰ってきたっていうことだけで。(厨房男2010.08.13 Friday)








コメントする