瞬く間に三が日が終わってしまいまして、切り替えらなあかんなぁ~と思いながらもだらだらと。
まあ、おせちの関連と言えば関連なんですが、睨み鯛を使っての鯛飯。これもいつの間にやら我が家の恒例となっています。
毎度毎度載せてるんで、少しためらいもあるんですが、ま、思い切って再掲します。
まず睨み鯛の身と骨や皮などを取り分け、骨や皮などはオーブンでこんがりと焼いておく。
それから、昆布のだし汁に、オーブンで焼いておいた骨や皮などを入れ、煮きってアルコール分を飛ばした酒としょうがを加えてしばらく煮出す。
鯛一尾でおおむね五合の鯛飯が出来るんですが、それから逆算すると1.2㍑は欲しい。だから蒸発分を見当に入れて加減して。もっとも、うちの土鍋で炊くのには一回で三合が限界。だから二合半ずつに分けて焚くんですが、それでも出汁の仕込みは五合分を。
で、この煮出し汁は、おそらくそこそこの塩加減になるはずですが、念のために味見をして、吸い物程度の塩加減に味を調えておきます。
でもって、ごはん用の土鍋に研いだ米二合半と、あらかじめ取り分けておいた鯛の身半分をほぐしながら入れ、煮出し汁0.6㍑に20分程度浸け、それから炊き上げ、火を止めてさらに20分ほど蒸らして出来上がり。炊きたての鯛飯に三ツ葉を散らし、おこげともどもに食べる。三つ葉の清冽さが鯛飯の味をグンと引き上げる。
で、毎年毎年これをアップするもんですから、ことしは主菜も鯛の造りにして、それをまた中華風にアレンジしてみました。
で、これにはいろんなレシピがあるようでして、これと言った決定版がどれだか分からなかったんで、いろいろとつれあいとも相談をして、入れるのは結局大根、にんじん、それに葉三つ葉と大葉をすべて千切りにして。それから松の実。ピーナッツでもカシューナッツでもアーモンドでもなくて松の実、それを香ばしくローストして。それからワンタンの皮。それをカリッと揚げてバリバリに砕いておく。
それからそれから。
まずはかぼちゃの煮付け。使ったかぼちゃは雪化粧かぼちゃ。皮が柔らかくて甘味が強いんですが、エビスかぼちゃほどにはホックリしていない。
それと豆腐のそぼろあんかけ。これにはえのきやら三つ葉やらをどっさりと入れて。
で、こんなこんな献立なわけですから、おとそに使った信州銘醸の大吟醸は温存し、あえて持ってきたのが月の桂のにごり酒。
このお酒、「月の桂」の製造工程中にもろみが十分に醗酵し、熟成したときに、その桶の中ほどから汲みだしたもので、そういう意味ではこれも火入れをしていない生酒。上槽したばかりの生酒のオリを分離させ、1回だけ"オリ引き"したものを加熱殺菌せず、瓶詰めしているということなので、瓶の中で酵母が発酵をつづけてる。そんなお酒なわけですから、瓶詰めされた瓶の取り扱いには十分注意が必要なわけでして、実際に以前、厨房男の先輩がクルマに積みこんでたのを破裂させたことがあります。でも、スパークリングワインのようにシュワシュワと炭酸ガスを含んでて、普通の日本酒とは違ったあじわいがあるので、酒屋で見つけて思わず買ってしまいました。
で、きょうの料理との相性はというと、う~ん、これがイマイチ。ま、でも、ボチボチこれにはこれに合うものを探っていこうと思います。
というわけで、正月休みもきょうで終わり。あしたからはこんなにだらだら書いてられませんから。
(「厨房男」2009.01.04 Sunday)

ことしもその中味について紹介しますと、一の重に詰めたのが数の子、ごまめ、つまり田作りと大海老の焚いたもの、くわいの焚いたもの、たたき牛蒡に鯛の子、でもって、中央に黒豆。あれ、今年は紅白なますがないわ・・・。



























