春を告げるイカナゴ初漁!岸和田漁港
晴天とはいえ、吹く風はまだまだ冷たい2月28日(土)。今日は春の、くぎ煮の風物詩、イカナゴの初漁、解禁日です。岸和田の漁業を代表するようなイカナゴ漁のようすをカメラに収めようと、やってきました岸和田漁港。どうです、この透明感あふれる新鮮そのもの、トレトレのイカナゴ。

初漁、解禁日ということで漁港は大変活気があふれています。また、極めて個人的な感想で恐縮ですが、若者が大勢います。単に岸和田が都市部であるからというではなく、いろいろな意味で漁業が元気なのだと胸をなでおろします。だから獲ります。だからみなさんも、どしどし土地の魚を食べてください!
「浜いけぇー!」という号令とともに、若者達は軽トラで移動。接岸された漁船から水揚げされ、ポリ籠に入ったイカナゴを勢いよく浜に上げます。引き続きイカナゴは10キロごと計量され、発泡スチロールのケースに仕分けられ、氷で保温。
積み上げられた発砲スチロールのケースは、生のまま流通されます。ということは鮮度の良さが優先事項。最短コースでイカナゴを届けるため、運転手は入念な道路、コース確認をしています。
おなじみのスーパーなど泉州一帯の小売店はもちろん、大阪市内、堺、摂津、東大阪、遠くは滋賀県まで広範囲でイカナゴは届けられるようです。ハツモノを待ちわびている、お得意さまの顔が目に浮かぶのでしょう・・・。
初漁で"大漁!"といいたいところですが、残念ながらそうではありません。しかしこの解禁日を待っているお客さまは大勢います。予約をすべて満たすことはできませんが、限られた漁獲資源をできる限り有効に流通させねばなりません。岸和田漁業組合の首脳陣はそれを協議し、的確に判断しているようです。ビシビシと緊張感が伝わります。
さらに割り当てを増やすために指示が出ます!「5キロ箱で○○と△△(地名)!10箱!はよせー」若者たちがキビキビ、イカナゴのスチロール梱包を詰め替えます。そしてこうしている間にも、「浜いけぇー!」と号令がかかり、新しい水揚げがはじまります・・・。
解禁日の初漁。おめでたいものではありますが、それを多くの方に味わっていただくために、非常に細かな配慮があること、深く学べました。なにかこう、嬉しさを感じます。この漁港のシリアスな緊張感を心に残し、今年もぜひイカナゴを美味しく味わいたいと思います。この雰囲気、この風景、この食文化、いつまでも大切にしたいと、深々と感銘しました。
岸和田の漁業、もっと取材するでぇー!
●岸和田の漁業関連エントリー:
・「岸ぶらゆく年、来る年、実況中継」
・「春木漁港で木製のトロ箱を発見」
・「メランジェゼミと恐竜マスター」
・「お安いぞ!さかな屋さんムロヤ」
・「岸和田カンカンベイサイドモールでネブトに会う!」








コメントする