神戸の鉄人28号誕生前夜、岸和田 北海製作所
テレビ、新聞でも注目されている神戸長田のKobe鉄人PROJECT。
その話題の中心である18m実物大「鉄人28号モニュメント」がいま、
岸和田金属鉄工団地の(株)北海製作所で完成しつつあります。

北海製作所は石油タンクや原子力発電、はては宇宙船の燃料タンクなど
圧力容器設備に不可欠な「鏡板」のトップメーカーである
(株)北海鉄工所の特殊成形部門より分離、独立。
北海グループの持つ技術力を、多品種少量生産で提供する
"特殊な一品モノの器機を高い水準で作り出す"メーカーです。
特殊三次元プレス工法で作られた器機は
ダムや水門、トンネルの送風機などの一つのパーツとして
実は、私たちの生活を支えています。
北海製作所には、これら技術の応用でさまざまなアーティストが
生み出したオブジェなどを現実のものとして作り出し、
公園などに設置する景観事業部があります。
このセクションが、今回の18m実物大鉄人28号の制作を依頼されました。
「受注」ではなく、プロジェクトのメンバーとして参画されています。
そうなんです、社会貢献事業の一環なのです!
北海製作所の技術・・・
たとえばこれ。美しい鏡状の球です。
溶接のつなぎ目なんか、微塵も見当たりません。
これの何十倍の実物を、雨風はもちろん
耐震性までを確保したうえで、
実物として作り出せるのです。
営業課長の野島秀郎さん曰く・・・
技術力が信頼につながっており、
オブジェやサインだけでなく、今日要望されるのは
スーパーブランド店舗の特殊内装など
景観事業部のサービス領域は大変広いとのこと。
岸和田市内では南海岸和田駅、山側の「時をこえて」や
浪切ホールのオブジェ、八陣の庭のサインなどが
親しみやすい例です。
さらにお話を伺うと・・・
「えっ、あれも?」「えっみんな知っているあれも?」
と著名な施設の事例も飛び出します。
契約上これらの具体名を明かすことはできませんが。
さておまちかね鉄人です(クリックで拡大)。
この存在感・・・でかい!
ボディーとの接合チェックのあと、
微妙な修正・加工が施されています。
ボディー内で隠される骨格部分です。
複雑なポーズを支える本体、要ですね。
ハイテクによる複雑な構造計算を
クラフトマンシップで現実化していきます
(クリックで拡大)。
鉄人のおなか。でかい(クリックで拡大)。
塗装が施される前の状況。
「塗装してきれいになるのもいいけど、
この状態の質感もいいでしょ?」と野島さん。
いえてますね。手作り感、
モノづくりしてますという実感があります。
これは間接部分に丁寧に飾られるであろう
蛇腹部分のパーツですな。
鉄、鉄、金属、鉄人・・・。
男の子はこういうパーツに魅せられます。
かくしてテクノロジーとモノづくりは融和します。
クリックで拡大して右上の標語をご一読のほど。
「五つの誓い」
・朝のあいさつ元気よく
・安全装備は完全に
・くわえ煙草はやめましょう
・整理整頓おこたりなく
・終業点検忘れずに
標語コンテストでしょうか?
「更なる質の向上」という言葉が
大変重く感じられます。
おとーちゃんはきっと家でも呟いているのでしょう。
じーんときます。
この鉄人28号。7月下旬からパーツごとに順次、
神戸長田若松公園に運ばれていくことになります。
Kobe鉄人プロジェクトではなんと、
現地でのモニュメント組み立ても、
イベントとして公開していく予定とのこと。
少しずつ出来上がっていく鉄人を、つぶさに観察できるのです。
おそらくまた、大きな話題になるでしょう。
神戸「Kobe鉄人プロジェクト」の成功を祈り、
神戸長田の元気づくりに、心からエールを送ります。
そして・・・
あれは岸和田の会社が作ったのだと、自慢しましょう。
岸和田を代表するエクセレントカンパニー、
北海製作所の名前を、ぜひ覚えておきましょう!
●関連リンク
・「Kobe鉄人PROJECT」
・「〃 モニュメント制作報告」
・「株式会社 北海製作所」
・「本物の技術に裏打ちされたパブリックアート製作。北海製作所」岸ナビ
●関連エントリー
・「岸和田の北海製作所で、鉄人28号が完成しつつ・・・」
More images
(C)光プロ/KOBE鉄人PROJECT 2009








すごい!!
鉄人かっこいいです。
北海製作所の技術力のすごさ!!
みんなに自慢します。
むかしコスタモールに飾ってあった大きなウルトラマンに対してさえ、子供たち(そして大人も)喜んでいたぐらいですから、この鉄人が現れたひにゃあ、おおはしゃぎしてしまうことでしょう。
東のガンダム、西の鉄人に負けない超有名メカと言えば、「宇宙戦艦ヤマト」か「サンダーバード」でしょうね
これほど技術のある会社が岸和田には存在するのに、岸和田でもファンをたくさん呼べるモニュメントができないものか、と思ってしまいました。「18mの清原像・・」「超巨大カオルちゃん・・」やはりヤマトやサンダーバード2号の方がいい気がします・・。
玲音さん
どもども。今回は市役所の方と泉の和の方々(0724の取材)などと大勢で取材したんですが、そりゃあもうおおはしゃぎ。いやはや、子どもでございます。
やすさんへコメントありがとうございます。
おっしゃるとおりですね。もちろんお金の問題がありますが、何か岸和田でもと考えてしまいます。
カオルちゃんは勘弁してください。
18メートルのコシノ三姉妹、岡部の殿様、鳥羽一郎・・・私の候補はそんな感じです。