チリメンモンスターを再確認せよ!きしわだ自然資料館特別展

ここで「ごより」に会えるとは!、以前の取材で撮り損ねたごよりです。
今でも蛸地蔵商店街で入手できるとのコト・・・これはまた行かねば・・・
ここはきしわだ自然資料館。特別展である
「チリモン積もって山となる―これがチリメンモンスターだ!―」の
会場設営、展示の真っ最中にお邪魔してしまいました。
ごよりはチリモン展示の一部にありました。
「チリモンから広がる食の世界」で
乾物、干物の仲間の紹介です・・・
プ~ンと磯の香り、なぜかお酒が恋しい。
で、ごよりとチリモン・・・一見「むむ?」と
不思議な関係に見えますが、それは・・・
岸和田を代表した「イワシ漁」の繋がりです。
昔の漁具にまぎれて展示された写真は
イワシの地引網漁(クリックで拡大)。
岸和田煉瓦(?)の煙突がかすむ地蔵浜(?)で
"名勝"の一つとして岸和田イワシ地引網漁が
紹介されておりました。
ちりめんじゃこ(縮緬雑魚とかく。ジャコは砂魚という字もある)は、
イワシ(カタクチイワシ・マイワシ・ウルメイワシ・シロウオ・イカナゴなど)の
仔稚魚を食塩水で煮た後、天日などで干したもの。
江戸時代から連綿と続く、岸和田を代表する漁業はイワシ漁でした。
イワシ漁の雑魚(砂魚)獲り(選別)の収穫物がごよりなんですね。
「後に選る」のではなく、「子を選る」ために"ごより"という説もあるらしい。
ごよりもチリメン仲間であり、生活に密着した郷土食といえるわけです。
チリメンから食の歴史、岸和田の漁業とくらしも見えてきますね。
展示の細かな作業を
きしわだ自然資料館友の会やスタッフ、
学芸員の方々が進めています。
間に合うのでしょうか?
→余計な心配・・・
展示物として超小型なチリモン。
「クシャミ」したら、確実に飛びます
(その場で行方知れず)。
また、乾燥して壊れやすいため、
細心の注意が必要。
このピンセット先の専用パッド
(輪ゴム)にノウハウを感じます。

テレビや雑誌、そして書籍にて
紹介された数々のチリモンが一堂。
しかし、写真では分からない小ささ、
精密さ、不思議なカタチ・・・
ひきつけられる海の世界です。
一般募集された
「チリモンを使った自由研究」。
これがなかなかユニークです。
稚魚、幼生であるチリモン、
その大人の姿を丁寧にレポートした
小学生の研究所なども興味津々。
魚や海浜動物の親子関係をあてる
「親子をさがせ」コーナー。
難易度高いですよ!
ぜひ挑戦のほど。
出た!今回の展示の目玉。
まぼろしのチリモンとして、全国のマニア必涎。
「コバンザメ・チリモン」です
(クリックで拡大)。
まだ2体しか確認されておらず、
その一つがこれです!
ちゃんと小判が確認できます。
他にもあれこれ、脅威の海の世界が・・・
そんな不思議な大海原の世界を、虫眼鏡とピンセットで
しかも身近に探求でき、誰にでも「新発見のチャンス」がある
チリモン、チリメンモンスター。
ファミリー、動物生きもの好きの方はもちろん、
お寿司や酒の肴に関心のある方(はは、私や!)などはぜひ
この特別展「チリモン積もって山となる」をお見逃しなく。
■「チリモン積もって山となる
―これがチリメンモンスターだ!―」きしわだ自然資料館特別展
日時 1月19日(火)~3月14日(日)開館時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)
場所 きしわだ自然資料館(岸和田市堺町6-5)
電話 072-423-8100
入場料 大人400円(常設展示含む)、中学生以下無料
これがシラスイワシ漁で使う
バッチ網の現物(現役)です。長い!
「えーどこに展示しよ?」・・・
学芸員の皆さんの苦心のディスプレイ。
大変楽しみです。
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・「シラス漁が始まる」きしわだの話題
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