練習拝見!「こども節分神楽」岸城神社

鬼の神、後頭部から撮影しております。
鬼は・・・岸和田の福の神、下々のものをじぃ~っとにらみつけます。
ここは平成23年に御鎮座650年大祭を迎える、岸城神社本殿、
「こども節分神楽」の練習会場だったのです!
鬼の神。手前は「かわいい子鬼」。
呪術的な紙のお面が、意味ありげ。
これを被ると、下々の民はもちろん
「子福(福の神)」も鬼に・・・
ストーリーは見てのお楽しみに。
今年参加の神楽のお嬢さんたち。
いやいや、サービスカット(クリックで拡大)。
元気いっぱい。
ムシロ(ゴザ)を自分たちで敷きはじめます。
練習は神楽の子どもたち、それと囃子方
(篠笛民俗文化研究会
「笛と太鼓のこども教室」の子供たち)、
一人ひとりによる設営から。
「東西、東西!お集まりの皆々様」
口上ですね。神楽奉納らしく
なってきました!
トチらんと上手いこと喋りますよ!
「厄をばキッチリきりきり、
払い落としたく候!!」
ヒュリュぃぃぃ(篠笛)
「いたや、いたや・・・」逃げる鬼、追う子福。
篠笛と太鼓でドラマが進みます。
場面転換、緊迫シーン・・・
神楽のメロディーは心地よくかつ、
緊張感を奏でてくれますね。
岸城神社の「こども節分神楽」は昨年よりはじまった、
「伝統文化こども教室」という文化庁からの委嘱事業とのこと。
しかし、口上、祝詞はもちろん、演奏、舞すべてをほぼ完全に
子どもたちが実践するというケース、神楽奉納は全国的にも少ないのでは?
それだけにハードルの高いものということができます。
にもかかわらず練習を拝見していて、子どもたちのどこかに
ちょっと"余裕"、"笑み"もみうけられます。
おそらく楽しみながら、この神楽を作り上げてるといった
喜びがあるのではないでしょうか?
神楽の音曲、舞、全ては
「民の謡」の森田玲さんによる独創。
「鬼の神、福の神、それぞれの
所作、座り方を思い出してやぁ!」
そうなんです、この節分神楽、
そんな所作の違いが、見所なのです。
「なんでバラバラや?
本番で噛んだりしたらバチあたるで。」
「畳みの目と平行に、笛構えろ!」
囃子方、ピシッと矯正
(クリックで拡大)。
森田さんの注意で「凛」と変わった!
音色も変わった!
祝詞の練習。
思わずサポートする宮司の阪井さん。
はは、そらプロに教わった方がええ。
見ていて気持ちがいい、すがすがしい練習でした。
阪井さん、森田さんは日本の伝統文化、神楽をお教えされているわけですが、
決してそれだけではなく、その周辺にくっついてくる
「しきたり」、「きまり」、そしてそれらと共に生まれる「気持ちよさ」も
厳しく、優しく、温かく子どもたちに伝えてくれています。
鮮やかでキビキビした舞、心打つ笛の音、
当日本番の岸城神社こども節分神楽奉納を、ぜひご覧ください。
神楽の最後にはギャラリーに対して、
福の神による神楽鈴お清めもあります。
「厄をばキッチリきりきり、払い落として」いただきましょうぞ。
●平成22年岸城神社節分祭「こども節分神楽」
日時 2月3日(水)午後7時~
場所 岸城神社本殿(岸和田市岸城町11-30)
参加費 見学無料
※高見(岸和田)観音とハシゴしましょう!
※撮影は自由ですが、ストロボは使用しないのがエチケットです。
神前ですので。
余談。鬼の金棒なんですが。
これ、だんじりの前梃子でした。
中町の彫師、河合さんの手による
逸品モノなのでした。
こちらもご注目!
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