衣ヶ谷古墳の金銅製耳飾。とんぼ池公園
金銅製耳飾こんどうせいみみかざり、(金環きんかん)!
衣ヶ谷古墳から出土したものですね(クリックで拡大)。
青いのは緑青(銅青)、銅で作った土台の輪に金をしつらえましたか。
衣ヶ谷古墳が7世紀初頭に作られたというわけですので、
その時代にここにいた岸和田人は、お金持ちだったのでしょうか?
「この古墳には朱はあったんか?」
「火を使う管理技術はどうやったんや?」
展示された出土品をまえに、がやがや
質問が飛び交います。
マニアックな質問ですねぇ・・・
小雨パラリのとんぼ池公園。
平成20年5月に発掘された
衣ヶ谷古墳の現地説明会です。
府道岸和田中央線の工事中に
発見されたため、大阪府教育委員会が
発掘調査を進めました。
発見された衣ヶ谷古墳は、泉州地域では大変珍しく
後期古墳時代、終末期と呼ばれる7世紀の初めごろに作られたもので
横穴式石室をもつ方墳とのこと。
同時代の古墳には石舞台古墳、高松塚古墳、キトラ古墳などがあります。
衣ヶ谷古墳は方墳という当時流行(?)の古墳スタイルでありつつも、
トラッドな横穴式石室であったという説明がありました。
お墓の主は古いものを大切にしていた模様です。
岸和田人らしい・・・(もうええて)。
大阪府教育委員会文化財保護課
橋本高明さんが発掘の経過、
副葬品の内容、岸和田の古墳について、
神妙にご解説。
かと思いきや!
発掘直後の衣ヶ谷古墳の写真。
こんな写真の状態、古墳の質感、
ぜひ間近で見て、肌触りを感じたいもの。
写真でおしまい・・・(クリックで拡大)
ジャン!
なんと実物があります。
とんぼ池公園の一部として
公開してくれるのですね!
石室の大半を占める花崗岩。
それをじかに触れますよ。
とんぼ池公園にあそびに行った折、
実際にご覧くださいね。
なお、金銅製耳飾など
出土品の展示はありません。
●とんぼ池公園
(財)大阪府公園協会 蜻蛉池公園
〒596-0815
岸和田市三ヶ山町大池尻701
TEL:072-443-9671
衣ヶ谷古墳は斜面に隠れて埋もれていたため、全く知られていなかったわけですが、
キッチリ盗掘の跡があり、あったと思われる宝刀や玉、鏡などは消失していたとのこと。
とんぼ池公園内の石室実物展示、大変うれしいですがちと心配だったりして。
鑑賞される皆さん、大切に見て、触って頂戴ね。
なおこの古墳がもともとあったのは
光明小学校の東側、岡山町と三ヶ山町の
境界あたりにある衣ヶ谷池周辺とのこと。
岸和田市教育委員会郷土文化室室長の
近藤利由さんがご丁寧に教えてくれました。
おおきにです。








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