岸和田蛸地蔵、岸城町の十六軒長屋を下見・考察す!

「大阪オンリーワン商店街創出事業」に
昨年採択された蛸地蔵商店街。
オンリーワンたる魅力創出に
日々取り組んでおります。
さてここはフードショップフジモトさん。

先日関西テレビの「よ~いドン!」にて
取り上げられましたな、むふふ・・・
(「たこじろう&た~こ」をご参照! )。
フードショップフジモト
岸和田市岸城町22-4
電話:072-422-6348
おもろいお店、フジモトさんなのですが、
今日訪問したのは別の理由なのです。
藤本さんにご案内いただいておりますのは・・・

実はフードショップフジモトさんは、
あの十六軒長屋と表裏の関係、お店とお家がつながっている、
文化財と商店が合体しているという大変ユニークなお店だったのです。
関西テレビはこの事実、知らんかったようです。むふふ。
十六軒長屋は全長120m、大正11年(1922)頃に建てられたもの。
大正から昭和へ、岸和田が紡績などの殖産興業で華やかかりしころ。
寺田財閥関連の邸宅が立ち並び、五風荘(昭和5年)、自泉会館(昭和7年)などが
建設される前のお話し。
「まつり前 岸和田城下町」日替わりガイドウォークでは本邦初、
この十六軒長屋とフジモトフーズさんをぜひ知ってもらうべく、
限定公開が予定されております。
そう、今日はその下見を兼ねて岸和田ボランティアガイドNさんと
藤本さんにご案内をしてもらっているわけでした。

お店のなかからずんずん進むと
おっ、水茄子の漬物と並ぶ
現役の井戸を発見。
このあたり、井戸のあるおうちは
少なくないとか・・・

長屋の連結部分、
これを見るとつながっているようで独立?
しかし家屋は壁一枚で隔てられています。
やっぱりつながった十六軒。
勝手戸のサイズは明らかに
"昔の日本人"サイズ。
「バイク入れんのん苦労しました」
と、藤本さん。わかるわかる。
4軒ごとの軒にしつらえられた「木鼻」。
意匠のアクセントとしていい味です。
改装されたお家でも、木鼻は大切に保存。
非常にしゃれた和風建築であったことを
推測させます。
ボランティアガイドのNさんも
実は長く岸城町にお住まい。
井戸にまつわる思い出、
少年時代の岸和田岸城町の風景など、
岸城町話に花が咲きます。
南海蛸地蔵駅(これは欧風。大正14年)に
忍び込んだ話など話題はつきません。
岸和田城天守閣がまだない天守台の時代、岸城町には
寺田財閥を中心としたハイソサエティーが募りました。
一番いい土地には小学校などももちろん併設。それに伴い、
多くの方々が"夢を抱き"ここ岸城町に集まりました。
その時の集合住宅、和風建築が十六家長屋の正体なのでしょう。
下見で見つけたオモシロ物件、こぼれ話は
日帰りガイドウォークに参加して、ぜひご自身の目と耳で
確かめられることをお勧めします。
さてこちらはすぐご近所にある
マンサード長屋(大正末期)。
洋風の集合住宅なのですが、
十六軒長屋と同じデベロッパーが
提供したという説が濃厚・・・
和風、洋風それぞれ選べる
集合住宅だったとしたら、
当時ではホンマにハイカラな話題だったと
推測できますね。
岸和田城下町周辺の見所、観光資源については「岸ぶら周遊マップ」をご参照のほど。








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