夜間曳行がはじまり、だんじりを曳いていた人、
待っていた人が交じり合って、ゆっくり歩き出します。
えぇ時間が流れていきます。

別所町は地車復活10周年。
40年の空白をあけて2002年に復活したそうで・・・
今活躍してくれている相談役や世話人に
感謝したいですね・・・

南町、紀州街道を和歌山側へ。
塔原線で移動するよりもやっぱり本町、紀州街道沿いが
絵になる気がします。

提灯やロッコツをはずして、
ちょっと時間がかかりますが、だんじり小屋に移動。
しまい太鼓のセッティングへ。本町。

改めて歓喜。堺町の若頭さん。飛んでますね。
ちょっぴり重そうでしたが、曳行責任者とともに
無事に飛んでいました。



それぞれのしまい太鼓・・・・
万感の思いを残して鳴り響いていき、やがて小屋は閉じられます。
次は来年。せつない思い。
皆さんご挨拶には美辞麗句はなく、
「えぇまつりにしてくれた、ありがとう。」
そんな淡白なものが多く、それ以上の言葉は必要ないこと
よくわかります。
「えぇまつり」ありがとうございました。
個人的に堪能させていただいたうえ、岸和田だんじり祭九月祭礼のドラマ、
そのすばらしさ、面白さの百分の一程度ぐらい、
全国の方々にお伝えすることができたかもしれません。
改めて御礼申し上げます。

船津橋。午後曳行、カンカン場へのラストランを控えて
コンセントレーション・・・・
最後の大花火にむけて最高のパフォーマンスを見せるため。
ここが見せ場ですからね・・・。


大花火が盛大に打ち上げられるころ、疎開道には
観光客、見物人とは異なる一団が遠くカンカン場を見つめています。

カンカン場に突っ込む各町のだんじりを遠く見つめながら
「笛なってるで、もうそこにあるんちゃうん?」
「もう帰ってくるで」
「今日は怪我してへんで」そんな声が聞こえてきます。
ここにいるのは"待っている人たち"です。
岸和田だんじり祭を支えている人たちとも言えるでしょう。

かわいい子どもたちであったり、
さまざまな理由でだんじり曳行に参加できなかったり・・・
曳行だけではなく、目に見えないいろんなところで
まつりを支ええる人がおります。
無事に小屋に帰ることを待っている人たちです。

小屋に帰ってきました。みんな無事に。
そしてその前に、精一杯最後の最後、自町の前で走り抜けます。
カンカン場に注目しがちですが、これが本当のラストランです。
まさに家に帰ってくるようなラストラン。
やっぱり泣けてきます。


高ぶる歓喜。


無事はもちろんまつりの成就を祝う。
そこに"待つ人々"も加わっていく、交じり合っていく。
みんなでまつりを完成!人と社会(まち)の理想?自由?
これを節目に「明日」が、「未来」が生まれていくの?

真のラストラン、しっかりと目に焼き付けました。
次に小屋まで帰るには、"待っている人たち"との
和合の時間が必要ですね。夜間曳行なのでしょう。
まつり見学5年目、他所者(よそもの)の私なのですが、
今年、一つの謎が解けた気がします。
岸和田では今、子どものまつり、夜間曳行がはじまりました。


宮入を終えて岸和田だんじり祭 九月祭礼。午後曳行の真っ只中です。
城下町のあちこちで、だんじりが曳行されているなか、
岸和田城にも大勢の観光客が押し寄せております。
しかし暑いわ。大手門のミストがうれしい・・・・・・

だんじり会館も満員御礼。特設土産コーナーも盛況。
1階は無料スペースだけあって、
涼を求めて休憩し、そのままお座りになっている模様。
これは、本町のまちづくりの館も同様です。

その本町の景観保全地区ですが、
こちらも大勢の観光客がいてはりますね。
どちらかというと大きなレンズがついたカメラを持った方々。
このあたりに集中しております。
歴史的な景観を誇る本町のまちなみ、それらをバックに
だんじりの撮影がしたいわけですね。

ご希望どおり、ここにだんじりが入ってきます。
はい、大工町。
曳き手はみな、暑さでくるしそうです・・・

それでも檄を飛ばす青年団。
大変絵になるわけです。筋海町。
アマチュアカメラマン的にはホント、絵になる構図です。

藤井町。周りでバシャバシャ
シャッター音がしたりします。

この暑さで観光客が移動するのは案外、
アーケードがある日陰でして、それは城見橋筋商店がも例外ではなく、
魚和のお父さん、今日は観光客むけに
「いかやき」などを焼いておりまして、これが結構人気。
年季が違います、露天商のそれより百倍うまいはずです。

ムサシヤさんもこのように満員御礼
(呼び込みボイスサービスの影響は大きいと思う)。
今年は例年よりも地元の皆さん、
積極的にお商売している印象があります。結構なことです。
観光客はまだまだ増加中!しっかりお商売、きばってくださいね!

岸和田だんじり祭 九月祭礼。今日は本まつり、宮入です。
去年までは宮入神社側からのレポートでしたが、
今年はそれを待つ側、こなから坂に至る前をレポートするべく、
城下町を徘徊しております。
体感温度は30度近く。昨日と打って変わってドライな路面。
今日の午後曳行は大いに盛り上るとこのうえなしと思いつつ、
いったん宮入前の風景から・・・

路地のスナック、飲食店看板が折れ曲がっているのは
宮本町だんじり出撃の前触れ。
これを見てサンダーバード2号の出撃を思い出すのは
私だけでしょうか?

宮一番、宮本町では気合を入れて曳き手が集結。
熱中症対策としてドリンク類の準備も入念に。
「俺のすきなん、はいってる?」
「はいってるでぇ、心配せんときやぁ」・・・
世話人さん、やさしいぃー。

沼一番、沼町を撮影すべく向かいましたが、ときすでに遅く
藤井町が通過・・・岸和田天満宮宮入と岸城神社宮入を
並行して取材するのは、なかなか難しいですね。
すでに各町だんじり、スタート位置についている模様。

堺町は塔原線に出るため逆走準備・・・
といっても逆走と思うのは私らだけであって、
堺町の人は案外逆にS字を走ることも珍しくないのかも。
しかしまあ、映像ではめったに見れないシーン。
テレ岸も動画サイトも撮影できませんね。

こなから坂の坂の下では、年番さんが大忙し。
宮入だんじりの町会長にお渡しする団扇なのですが・・・
所定の穴に団扇が入らず、即時対応で団扇の柄を削ってますね。
臨機応変な形で、普通にまつりを進める。
こういった気概をうれしく感じてしまいます。

交通閉鎖を行った後、午前9時30分、曳行開始!
宮本町が駆け上っていきます!
ひゃぁーかっこえぇ!

宮二番上町・・・なのですが、今日の暑さ、
なかなか侮れません。そこで若連さんなのですが
無線でシビアな業務連絡とりながら、真剣にやり取りしながら、
目の前の子どもたちへ、団扇で風を送ってやるわけですね。
何でしょうね、私これ見てすでに目頭が熱くなります。
警察とか、何とか実行委員会ではできない、まつりの運営、
その極め付けを見たような気がします。

さて宮入とは・・・待つものなんですね。
暑いなか駄菓子屋岸谷まえで停止・・・北町。
交通規制に合わせての進行なので、結構これはつらい。
とまっているだんじりなのです。
勇壮にに動くだんじりのイメージがありますが、
宮入前はこうやって待って"耐える"だんじりまつりなのです。

疎開道もこんな状態。
待つ、耐えるだんじり。この忍耐が次の午後曳行にて
炸裂するわけでしょうね。
そろそろお昼。皆さん飯食ってパワーをためて、
午後曳行に移ります。

中北の魚庄のおかあちゃん。
「あんたらどこから来はった?」
「三重県ですわ、だんじりはじめて見に来た」
最高のおもてなしで蒲鉾(天ぷら)をご提供。
えぇですわ、岸和田のこの味。ひと懐かしさ。
この面白さをかみ締めつつ、
午後曳行、夜間曳行、しまい太鼓まで、今年も突っ走りますね。